梅雨の息苦しさを解消しよう

季節と身体

6月9日に近畿地方は、梅雨入りとなりました。

気温と湿度が高い時期は、息苦しく感じるものです。

イライラする、動くことが億劫になる、昼は眠くても夜は眠りが浅い、このようなことが起きます。

とくに呼吸器型6種泌尿器型8種の体質を持っている方は、梅雨の時期は倦怠感があります。

皮膚が湿気に覆われると、影響を受けるのは呼吸器と泌尿器です。

なぜ呼吸器と泌尿器が湿気の影響を受けるのか?

人間は普段呼吸するとき、肺だけでなく皮膚からも呼吸をしているので、毛穴が湿気に覆われることで肺に負担がかかり息苦しくなります。

人間は小便だけではなく、汗からも老廃物を体外に排出しているので、汗腺が湿気に覆われることで汗を塞がれ泌尿器に負担がかかります。

泌尿器に負担がかかると、身体が捻じれて倦怠感を感じます。

呼吸器と泌尿器が影響を受ける理由は、このようなことからです。

汗が出たら楽になる

汗が出ない人は、発汗と関係する胸椎5番の動きが悪くなり、太ももの裏が縮んでいます。

胸椎5番に動きをつけて太ももの裏を伸ばすことです。

太ももの裏を伸ばすときは、相手にうつ伏せになっていただき跨いで縮んでいる部分を弾きます。

一人で行うときは肩甲骨をよく動かして太ももの裏を伸ばすようにして大股で歩きましょう。

胸椎5番は肩甲骨の間にあるので、肩甲骨を動かすことで動きがついてきます。

肋骨の間を広げるときは、相手に座っていただき胸骨と肋骨の間の狭い箇所を広げます(いずれ画像か動画で詳しくお伝えします)。

汗が出るようになれば、身体が軽くなります。

捻じれの対処

8種体質で捻じれている人は、ねじ切り体操という体操を行います。

正座で息を吸いながら左側に捻じり息を吐きます。

右側も同様に行い、7回ずつ行います。

椎骨と椎骨の間に隙間ができ、背骨に弾力がついて捻じれも解消します。

捻じれに関する椎骨は、胸椎5番と10番と腰椎3番です。

まとめ

蒸し暑い時期こそ積極的に動いて、息苦しいときは大きく深呼吸しましょう。

先述した太ももの裏を伸ばす、肩甲骨をよく動かすことで汗が流れるようになれば、体調が良くなります。

調整するときは、骨盤の状態と背骨の状態を観察して弾力が無くなっている箇所に動きをつけます。

左の骨盤が開いていたら閉める動きを、右の骨盤が下がっていたら上げる動きをつけ、呼吸器と泌尿器に関する椎骨に動きをつけます。

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