汗の内攻

季節と身体

汗は拭きとるもの

朝晩と涼しくなりましたが、昼間は汗が滴るような暑さが続きます。

まだまだ冷房の世話になります。

さて、冷房が効いた場所に入るときは汗を拭きとるようにしてください。

なぜ汗を拭きとらなければならないか?

人間は普通に冷気に当たるよりも、汗をかいた状態で冷気に当たれば、冷えが浸透するからです。

冷えが浸透することで寒気がする、手足がだるくなる、皮膚がこわばる、浮腫む、のどが痛くなる、息苦しくなる、下痢をするといった症状が起きます。

汗と言っても暑さによる汗、熱いものや辛い物を食べたときの汗、運動による汗、風呂から出たときの汗、心理的緊張の汗などいろいろあります。

どのような汗であっても、必ず拭きとることです。

下着が濡れていたら、取り換えてください。

夏は汗をかいた状態で背中から冷たい風に当たることが最も悪いことです。

中医学の古典である「傷寒論」にもこのようなことが詳しく書かれています。

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