骨盤を調整する目的をお話しします。
シンプルなことなので、難しく考えないようにしてください。
朗報 骨盤の調整で自律神経の切り替えが上手くいくようになる
動きが悪くなった骨盤に動きの幅をつけることで自律神経の切り替えが上手くいくようになります。
自律神経の切り替えが上手くいくようになれば、多くの不調が快方に向かいます。
身体の不調って、自律神経の切り替えが上手くいかないことが原因です。
また、腰や膝が痛いときは、必ず骨盤に弾力が無くなっています。
骨盤の弾力が無くなる影響を受けて、腰や膝に痛みが起きています。
骨盤の調整は、こういった不調を改善させることが目的です。
骨盤と自律神経の関係については骨盤の動きと自律神経の関係をご覧ください。
自律神経と健康について
自律神経には活動状態に活発になる交感神経と休息状態のときに活発になる副交感神経があります。
人間は、昼間に活動しているときは交感神経が夕方からは副交感神経が優位です。
交感神経と副交感神経は共に拮抗状態(相反する関係)で、交感神経が優位なときは副交感神経は抑制、副交感神経が優位なときは交感神経は抑制されています。
そのときの状況に応じて切り替わるものですが、普段の生活で精神的ストレスや冷えなどの問題が続くことで切り替えが上手くいかなくなります。
自律神経のバランスが崩れたらどうなるか?
夜になっても交感神経が優位で副交感神経に切り替わらなければ、睡眠の質が低下して疲れが抜けません。
睡眠の質が悪くなることで、健康を害します。
逆に朝起きても副交感神経が優位で交感神経に切り替わらなければ、いつまでも眠い、やる気が起きない、食べても食べても食欲が止まらない(食べることは副交感神経に関係する)、このような不調が起きます。
その背後にあるのは、骨盤の異常です。
骨盤の異常を緩やかな刺激で調整することで、自律神経のバランスが戻りいろいろな不調が好転します。
いたって、シンプルなことです。
病院に行っても症状がスッキリしない人も好転している人が大勢居ます。
骨盤の歪みは問題ではない
「骨盤の歪みは悪いもの」という意見があります。
しかし、歪みがない身体は存在しません。
骨盤の歪みが悪いのではなく、開いたり下がったりしても元に戻ろうとする動きの幅が無くなっている状態が問題です。
動きが悪いほうの骨盤に動きをつけることで、自律神経のバランスが改善します。
そのことによって、多くの不調が好転しています。
左右を一寸の狂いもなく、均等に揃える調整ではありません。
骨盤に弾力(動きの幅)をつける調整です。
定期的にお越しになっている方は、皆身体が健康になっています。
疲れやすい、やる気が起きない、頭が緊張したり寝つきが悪い、便秘、食欲がない、といった症状が好転しています。
また妊婦の方も、悪阻や逆子が元に戻る、妊娠中の息苦しさと便秘が改善する、出産がスムーズになる、このような効果が現れています。

不調が起きる主な原因は、偏った疲労、冷え、精神的ストレス、食べ過ぎ、この4点です。