頸椎1番~7番まで
頸椎とは1番~7番まで7個ある首の椎骨です。
頸椎1番
頭蓋骨の中にあり、直接触れることはできませんが、左右の後頭骨と連動しています。
左の後頭骨を上げる操作によって、思考力が増大し頭が爽やかになります。
右の後頭骨を上げる操作で副交感神経の働きを増長し、脳内の血行をスムーズにします。
頸椎2番について
頸椎2番一側は、消化器、泌尿器の働きを反映し、緊張した側に鋭い頭痛、眼痛を生じます。
個の痛みは、迷走神経の緊張によるものです。
花粉症も一側の緊張が弛めば、解消します。
二側は眼球の動きと連動し、目の疲労が直接は寧されるところです。
緊張した側のこめかみ、後頭部、前頭部などに重い締め付けるような頭痛が生じます。
三側は脳内の血流と関係するところです。
左側は脳に上がる血流と右側は脳から降りる血流と関係します。
頸椎3番
迷走神経と関係し、頚椎3番を通して鼻に影響します。
暴飲暴食をすると、鼻が詰まります。
一側は花粉症、三側は鼻づまり、蓄膿症に関係します。
頸椎4番
頸椎4番の二側は歯の噛み合わせ、三側は歯茎の可能、中耳炎の急所です。
二側及び三側の調整により椎骨の可動性が回復すると、肺の機能が正常になり、息が深く吸えるようになります。
左三側は、シャックリを止める急所です。
頸椎5番
一側、三側は胃腸、肝臓、甲状腺と関連し、喉に関係があります。
頸椎6番
泌尿器系の椎骨で首の捻転運動と関係します。
前腕疲労は少なからず頸椎6番に影響し、6番の転移は前腕の知覚(痛み、痺れ)と関係します。
むち打ち症や転倒などの事故で後遺症が残るのは、頸椎6番の二側が大半です。
二側に異常が残った場合、メニエール、耳鳴り、難聴、吐き気、扁桃腺の腫れの原因になります。
頸椎7番
頸椎下端にあり頭部の重量を受けているため、力強く比較的動きが少ない椎骨です。
首の前後運動と連動します。
歩行時において足の内側に荷重がかかれば突出し、前傾姿勢になります。
自律神経の緊張に同調し、弾力を失えば、動悸、息切れ、ドライアイ、口内炎、動脈硬化の原因になります。
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