うつ病と五月病など精神疾患の話をいたしました。
今回はパニック障害の話をいたします。
パニック障害は交感神経の過緊張
うつ病は左の骨盤が開いて交感神経に上手く切り替わらない状態ですが、パニック障害は左の骨盤が縮んで交感神経の緊張が続いている状態です。
大脳の緊張から不安感や恐怖心を抱き、発汗、動悸、息苦しさ、不眠、吐き気、めまいなどが生じます。
精神の病気とされていますが、背骨と骨盤に異常が現れます。
交感神経の緊張が続くということは、副交感神経が沈黙しているので、右の骨盤が下がります。
右の骨盤については骨盤の動きと自律神経の関係をご参照ください。
交感神経が緊張し右の骨盤が下がっているときは、胸椎8番の左側一側と二側に硬いこわばりが見つかり、みぞおちが硬直します。
整体でのパニックの調整
精神科では精神安定剤を処方されますが、整体では背骨と骨盤の異常を調整します。
背骨の胸椎8番左側が、パニック障害を調整する最大の焦点です。
脳の緊張を取り除くには、胸椎8番の左側とみぞおちの硬直を弛め、野口整体の頭部第2といって両目と両耳が頭上で交わった2ヶ所を調整します。
脳が緊張しているときは、頭部第2の右が過敏になっています。
動悸があるときは胸椎4番の左一側にコリがあり、不眠を伴っているときは右足のアキレス腱が縮んでいます。
これらの箇所を調整することでパニックは快方に向かいます。
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