身体が早く回復する産後の過ごし方

妊娠 出産 子育て

整体の観点から観た五月病必見 うつ病の背骨と骨盤の話をいたしました。

なぜ産後の過ごし方をお話しするかというと、女性の出産は骨盤が開くからです。

産後に開いた骨盤は閉まるものですが、過ごし方を間違えたら五月病やうつ病などと似たような状態になることがあります。

五月病とうつ病の話をした流れから、産後の過ごし方についてお伝えしようと思いました。

産後体調が悪くなった人、育児の最中に精神的不安定になる、こういった症状を抱えている女性に少しでもお役に立てたら幸いです。

産後は起き上がる適正な時期がある

産後の骨盤がきれいに閉まるためには起き上がるタイミングがあります。

産後は左右の骨盤が同時ではなく、交互に縮みます。

縮んでいる側の体温は高く、左右で体温の差が生じます。

産後から左右の体温を測って、起き上がるようにします。

起き上がり方は、以下のとおりです。

1 胎盤が出終わってから8時間おきに左右の体温を測る。

2 3回目に左右の体温が一致したら、30分から時間正座をする。

3 また寝て、翌日に起き上がる。

左右の体温が3回揃うまでは、トイレにも起き上がってはいけません。

寝たきりの状態なので、家族の協力が必要です。

※参考文献 「誕生前後の生活」 全生社 野口晴哉(著)

このように起き上がれば、骨盤がきれいに閉じて母体は早く回復します。

肌にツヤが出てきます。

出産は正しく行えば、骨盤がリセットされます。

このやり方は、自然分娩をする助産院での出産になります。

助産院ででの出産は、西洋医学の縛りが厳しいため、健康体でなければできないようです。

助産院での出産が出来なくても出産前に骨盤を整えたら病院での出産もスムーズになります。

私も妊婦の方を何人か調整したことがあります。

皆、出産を軽く終えられています。

産後に上手く骨盤が閉まらないため、体調が悪くなったり精神的に不安定になることがありますが、産後に調整することは可能です。

「産後うつ」なども背骨と骨盤の状態がうつ病と同じなので、同じ調整を行います。

また、逆子や悪阻も整体での調整法があります。

「妊娠 出産 子育て」のカテゴリーを作ったので、逆子や悪阻をはじめ野口整体の観点から捉えた調整の仕方もお話しします。

病院の出産と助産院の出産の違いは以下のとおりです。

病院出産

出産時に分娩台に乗り、先生が取りやすい体位を取る。

赤ちゃんを引っ張り出そうとする。

胎児が少しでもつかえると、会陰切開をして胎盤を引っ張り出す。

明るい部屋で出産を行い、産後にすぐ臍の尾を切る。

母親と赤ちゃんは、離される。

助産院の出産

出産時の体勢は、常に母体優先で分娩もやりやすい体位。

赤ちゃんが自分で出てくるのをしっかりと待つ。

会陰切開はしないため、陰部が避けても治りが早い。

胎盤も出てくるまで待つ。

出産時は部屋を暗くして、胎盤が出るまで臍の尾は切らない。

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