整体の観点から観た五月病

季節と身体

四月も今日で終わりです。

毎年、連休が近づくころから五月病の話題が出てきます。

整体の観点では五月病をどのように捉えているかお伝えします。

春は骨盤が開くため精神的不安定になる

なぜ 花粉症が発生するか?なぜ 木の芽時に精神異常者が増えるか?でも述べたように春は夏に向けて気温が上がるため、身体が弛み左の骨盤が開いていきます。

左の骨盤は交感神経と関係があり、閉まっているときは交感神経が緊張し、開いているときは交感神経が抑制されます。

左の骨盤が開くことに連動され左の後頭部が下がり、脳に上がる血行が鈍くなります。

左の後頭骨は、脳に上がる血行と関係があります。

交感神経が抑制されると、今度は副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になれば、集中力を欠いたり無気力になったりします。

骨盤が開く時期と就職や進学などで環境の変わることが重なり、このように精神的不安定になりやすいということです。

五月病に対する調整

整体では開いている左の骨盤に閉まる動きをつけて、下がっている左の後頭骨を上げます。

そして、胸椎1番と9番の左二側を調整します。

左の後頭骨は脳に上がる血行と関係があり、左の骨盤が開くことで連動して下がります。

左の後頭骨が下がるということは、脳に上がる血行が滞り酸欠を起こしている状態です。

左の胸椎1番と9番の二側は、無気力のときに調整する箇所です。

この調整で脳に上がる血行が改善し、気分がスッキリします。

うつ病と産後うつになった女性に対しても同じ調整を行います。

うつ病と産後うつの話もいたします。

         体質で述べていますが、人間には交感神経が優位になりやすい体質と副交感神経が優位になりやすい体質があります。

全ての人が五月病になるわけではありません。

ちなみに五月病とは、一般に以下のように解明されています。

四月は新学期をはじめ、就職に人事異動そして進学で環境が変わる。

新しい環境にストレスを感じ「明日から学校に行きたくない」あるいは「明日から会社に行きたくない」という感情が現れる。

環境の変化に上手くなじめない、適応障害である。

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