環椎(頸椎1番)と軸椎(頸椎2番)

背骨と骨盤
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他の椎骨とは違う形状

頸椎1番はリング(環)のような形をしているので環椎と呼んでいます。

頸椎2番は軸が1番の輪の中に入っているので軸椎と呼んでいます。

頸椎1番と2番の間には他の椎骨とは違い、クッション材の役目を担っている椎間板がありません。

椎間板がないため動かしやすい反面、骨盤の影響を受けて頸椎1番と2番が歪むことがよくあります。

頸椎1番

中枢神経を構成する重要な部位が集まる脳幹(中脳・橋・延髄)が近いため、呼吸中枢と体温調整などの機能と関係があります。

生命を維持する重要な役目を担っている椎骨です。

また、脳から頸椎1番を通じて、手足を動きや内臓の運動などに指示を送っています。

頸椎1番が弾力を失えば、脳からの指示が鈍くなります。

頸椎2番

身体の状態を脳に伝えるときは頸椎2番を通じます。

頸椎2番が弾力を失えば、身体の情報を脳に伝えることが鈍くなります・

腹いっぱい食べたのに、空腹感があるときは満腹中枢が鈍くなっています。

満腹という信号が滞っているために食べ過ぎてしまいます。

見出し

骨盤と連動し下半身の影響を受けやすい環椎と軸椎です。

左の骨盤が開いていたら閉める動きを、右の骨盤が下がっていたら上がる動きをつけて、頸椎1番と2番を調整します。

その調整で身体から脳への情報が脳から身体への指示がスムーズになります。

その調整で健康上の問題が快方に向かいます。

またコリや痛みなども緩和します。

また脳と目の疲労からも頸椎1番と2番の弾力が無くなります。

整体での調整では必ず観察して調整する箇所です。

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