頭寒足熱が基本
頭寒足熱という言葉があります。
2本足で立っている人間は、「頭に熱がこもり足元が冷えやすいので、下半身が冷えないようにしよう」という意味です。
言葉のとおり、1年を通じて下半身が冷えないように注意しましょう。
足元が冷えると、多くの不調が起きます。
足元の冷えから、膀胱炎、生理痛、頻尿、前立腺肥大、腹痛、子宮筋腫、鼻水、喉腫れ、冷えのぼせなどが生じます。
こういった症状を防ぐために、冬は重ね履きすることを勧めます。
靴下を2~3枚ほど履く、踝まであるパンツを履いてズボン下を履く、これがベストです。
私は、冬用の靴と夏用の靴を分けています。
スニーカーの場合、夏は薄い靴下を履くので25㎝、冬は厚い靴下を履くので25.5㎝を履いています。
ところで、昔も今も若い女性の中には、冬でもミニスカートやショートパンツを履いて足を露出している人が居ます。
上はダンジャケットやウールのコートを着ているのです。
上半身は冷えないようにしているけど、下半身は冷やしまくっているなんて、無茶苦茶です。
足元を冷たい空気にさらしていると、冷えが浸透します。
早かれ遅かれ、不調が起きます。
生理痛などは、完全に下半身の冷えが原因です。
足を見せるファッションをしたい気持ちがあると思いますが、このようなリスクがあることをお伝えします。
ミニスカートや短パンは、真夏の屋外(冷房が効いていない場所)で履くものです。
生理痛があるときは、左の骨盤の動きが悪く足元が冷えて、左の腰椎4番が硬くなっています。
始めに、冷えの解消点である足の3~4趾の間を広げます。
その後に3趾と4趾を引っ張り、腰椎4番の左側を調整します。
3趾と4趾を引っ張るとき、痛みがあることがありますが、弛んできたら痛みはなくなります。

前立腺肥大の人は、左の腰椎5番が硬くなっています。
まず左足の4趾を引っ張ります。
4趾を引っ張ることで腰椎5番に動きがつきます。
小便が出にくいときは、左太ももの内側を弾きます。

自転車と単車に乗るときは胸を冷やさないこと
自転車と単車に乗っているとき、なぜ胸を冷やしてはいけないか?
それは歩いているときよりもスピードがあるので、胸に冷たい空気が当たれば、心臓に影響するからです。
狭心症や心筋梗塞になる危険性があります。
胸を閉じて、空気を通さないようにしましょう。
心臓の調整点は、左の胸椎4番です。
胸が苦しくなったときは、胸椎4番左の一側二側三側か硬くなっています。
そこを観察して、硬い場所を調整します。
※一側二側三側は、背骨と調整箇所で述べています。
コメント