水分を摂れば、肌の痒みをはじめ、いろいろな不調が好転します。
高血圧 脳梗塞 痛みは乾燥からも起きる
身体が乾燥するということは、血液が濃くなるということです。
血液がネバネバしたら、毛細血管の流れが悪くなり、細胞に血液が行きにくくなります。
身体の隅々まで血液が行きにくいと、身体は血圧を上げて末端まで血液を送ろうとします。
当然、高血圧になります。
脳の毛細血管に流れている血液がネバネバしたら、脳梗塞になるリスクも上がります。
そして、血液がネバネバしている状態は、筋肉も固まっている状態です。
肩こりと腰痛に神経痛なども増えます。
整体での調整
乾燥から肩がこったり、腰が痛いときは、こった箇所を長く触れるようなことはしません。
乾燥から痛みが起きているのに、長く押したり揉んだりすることで解決するわけがありません。
骨盤と固まった背骨に動きをつけて、伸び縮みの幅が悪い筋肉を少し調整する程度です。
あとは、水分を摂るだけです。
乾燥による痛みなら、潤いが戻ることで改善します。
背骨と骨盤に弾力が戻れば、水分の吸収も良くなります。
当然、血圧も下がり、脳梗塞になるリスクも下がります。
血圧について
血圧は、数値よりも血管に柔軟性がある方が大切だと考えています。
血管が切れる心配をする方がいらっしゃいます。
しかし、血圧の数値が高くても血管が柔らかければ、血管が切れることは簡単にはありません。
血管が切れることを恐れて降圧剤を飲めば、今度は血行が悪くなり別の弊害が起きます。
まず、痴呆や認知症があげられます。
痴呆や認知症というのは、脳に上がる血行が悪いため起きているからです。
血液をサラサラにして、背骨と骨盤と筋肉の柔軟性を維持する方が大切ではないでしょうか?
保護しすぎると弱くなる
夏は、汗をかく重要性を述べました。
夏の間に冷房に当たりっぱなしで汗をほとんどかかずに過ごしていた人は、背骨の弾力がなくなり、冬の寒さと乾燥に弱くなります。
冬は、暖房に当たっている時間が長い人も寒さと乾燥に弱いものです。
暖房に当たっている時間が長いと、身体が乾燥して背骨は固まります。
そして、自らの力で熱を作る機能が衰えます。
防寒対策は大事ですが、外からの力で保護しすぎると身体は弱くなります。
全身をまんべんなく動かす運動をして自らの力で熱を作りましょう。
そして、今まで述べたように水分を定期的に摂りましょう。
潤った身体は冷えにも強いのです。
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