秋の寝冷えを避けるコツ

季節と身体

靴下とレッグウオーマーを履くことが寝冷えを避けるコツ

秋は朝と晩の寒暖差が大きく、寝冷えが多い季節です。

整体の世界では、寝冷えを防ぐために靴下を履いて寝ることを推奨しています。

頭寒足熱という言葉のとおり、足元が冷えることが健康上良くないからです。

靴下を履いたりレッグウオーマーをつけたりしたら、足元からの冷えを防ぐことができます。

冷えは、健康を害するし多くの不調を起こします。

秋はなぜ冷えやすいか?

9月は暦の上では秋ですが、昼は汗をかくくらいの暑さが残っています。

10月に入っても昼は暖かく、下旬に差し掛かっても昼間半袖で過ごしている人が居ます。

身体は夏の暑さを覚えているし、冬の寒さに耐える身体になっていません。

秋が冷えやすいのは、そういった理由があるからです。

昼は暖かい秋ですが、夕方からは風を冷たく感じます。

とは言っても、布団に入るときは室内なので、そんなに寒さを感じません。

布団を1枚増やしても、暑くなって寝ぼけて蹴ってしまいます。

明け方からは気温が下がるころに、気がつかないうちに冷えるものです。

素足で寝ていたら、足元から冷えが浸透します。

真夏でも、冷房が効いた部屋で素足と短パンで寝ていると足元が冷えます。

繰り返し述べますが、1年を通じて寝るときは必ず靴下を履きましょう。

夏でも短パンと素足で冷房が効いた部屋で寝ていると、足元から冷えます。

起きたとき寒気を感じる、疲労感が残ってスッキリしない、下痢をする、このような症状は冷えが原因です。

冷えたときの対処

身体が冷えると足の甲と背骨の胸椎8番に異常が現れます。

足の3趾と4趾の間が狭くなります。

そして背骨の胸椎8番が飛び出したり捻じれたりします。

冷えている人には胸椎8番に動きをつけて、足の3趾と4趾の間を広げます(力づくではない)。

個人でできることは、朝起きて風呂に入るか足湯をすることです。

風呂は熱い湯に浸かって、ざっと出るようにしましょう。

家族が居る人は、胸椎8番を軽く擦ってもらうことを勧めます。

肩甲骨の1番下が胸椎7番と8番の間です。

左右の肩甲骨を背骨に向かってたどっていけば、7番と8番の間に当たります。

当たったところの下が8番なので、そこを擦ると温かくなって寒気が解消されます。

この時期、膀胱炎と鼻炎と女性の生理痛が増えます。

これらの症状も足元が冷えているからです。

膀胱炎は雑菌が原因だと言われますが、整体では冷えて免疫力が低下していることが原因だと捉えています。

冷えに関しては、別の機会で発信します。

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