眼精疲労を解消するコツ

この調整で眼精疲労が好転する

 眼精疲労が溜まれば、頚椎(7個ある首の骨)2番と胸椎(12個ある胸の骨)1番2番3番が硬直します。

 これらの骨の周囲に塊ができるので、その塊を弛めることです。

 疲れた目がスカッとして視界が広がります。

 また、こめかみや眼窩(目の上にある窪み)を愉氣するやり方もあります。

 下頚調整は上半身の血行調整なので、必ず行います。

個人で眼精疲労を解消する3選

温湿布を当てる

 目が疲れたら目の周囲が血行不良になります。

 タオルに熱い湯を垂らして、目の上に調節当てることで、目の疲れが解消します。

 後頭部の後(頸椎2番)と腰の仙骨に当てることも疲れが取れます。

                なぜ仙骨に当てるのか?

 長時間デスクワークでパソコンの画面を見ている人は、目と頭が疲れて骨盤の弾力も無くなるからです。

 仙骨に温湿布を当てることで強張った身体が弛みます。

 

眼球を上に動かす

 現代人は近くの画面や下を見ることが多く、上を見るときは無意識に首を動しています。

 目の筋肉が上に動かす機会がないため、偏った疲労を起こしています。

 目の疲れと言うものは、目の筋肉のコリです。

 眼球を上に動かしたとき、抵抗を感じます。

 それだけ目が疲れているということです。

 抵抗がなくなるまで、右上と真上と左上に動かしましょう。

 目の疲れが解消されます。

遠くの風景を見る

 眼球を上に動かす動作と同様に遠くの風景を見る機会もほとんどありません。

 意識して、遠くの風景を見てみましょう。

 遠くの風景や夜空の星などを見ることで目の疲労を解消することが可能です。

 1度はお聞きになったことがあるとは思いますが、視力の低下も防ぐことができます。

 私事ですが、電車を待っているときやパソコンを操作している途中などで遠くの風景を意識して見るようにしています。

 この歳になっても自動車の免許を更新するときに裸眼で通っています。

 未だに眼鏡をかけていません。

10分間目を閉じる

 10分間目を閉じることも目の疲労を取り除く効果があります。

 目を閉じても寝ないことです。

現代人がスマートフォンを操作している平均時間は、4~5時間です。

 スマートフォンの操作にパソコンの操作などが加われば、眼精疲労は避けることはできません。

 たかが目の疲れと軽く考えて放置していると、肩がこるだけではなく、頭痛や視力の低下を招きます。

 目の疲れを定期的に取り除いて、溜めないようにすることがベストです。

 私の整体教室でも眼精疲労の調整は教えています。

 家族で眼精疲労の調整を覚えていただけたら、一生の財産です。

 お子様は、眼鏡と無縁の生活を送れます。

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