正月明けの風邪

季節と身体

年末年始は飲み食いをする機会が多いため、胃腸をはじめ腎臓や肝臓が疲労します。

正月が明けてから消化器の疲れが原因で風邪をひく人が増えます。

嗅覚が鈍って食欲が落ちる

 なぜ、正月明けの風邪は、嗅覚が鈍って食欲が落ちるのか?

 消化器が疲れたから、嗅覚を鈍らせて食欲を落として、脳に「今は飲み食いしないでくれ」と信号を送っているからです。

正月明けの風邪は、絶食するか少食にすることで内臓を休めることで快方に向かいます。

 風邪のときに「がっつり食って栄養をつけて元気を取り戻そう」と考えている人が居ますが、大きな間違いです。

消化にエネルギーを使えば、回復は遅くなります。

風邪はいかなる種類の風邪でも食べない方が早く治ります。

風邪が治ってから栄養をつけるものです。

昔の人は、風邪を引いたらお粥を食べて過ごしていました。

 発熱も熱を出すことで疲れた消化器を回復させているのです。

 解熱剤を飲む必要はありません。

 自然に経過させることで、スッキリします。

風邪は異常ではない

風邪をひくことには意味があります。

身体を変えるために風邪をひいているので、異常ではありません。

テレビでは風邪をひいて熱が出たら、「大変だ大変だ」と騒いで人間の恐怖心を煽ります。

なぜテレビではインフルエンザをはじめ、風邪が流行れば大げさに報道して恐怖心を煽るのか?

 多くの人が少しずつ気がつき始めていますね!!

晩秋から初冬にかけては乾燥による風邪が起きます。

から咳と熱が出る風邪です。

身体が乾燥すると、咳と熱が出て、水を飲みたくなります。

水を飲むことで身体に潤いを取り戻そうとしているので、異常ではありません。

安静にして水分を摂れば、乾燥による風邪は早く経過します。

この風邪も薬を飲めば、、かえって長引いて回復を遅らせるだけです。

ちなみに風邪のときは胸椎5番が飛び出してきます。

 整体では風邪を引いた人の調整箇所は、胸椎5番です。

 胸椎5番を調整したら、早く経過します。

よく「人に移さないようにしましょう」と言いますが、移されるか移されないかは、その人の身体の状態によります。

 身体が移される状態なら、マスクをしても移されます。

 移されない状態なら、マスクをしなくても移されません。

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