心は人間の健康状態に影響する!?

氣と見えない世界

整体の観点では、生きている人間の身体を肉体だけで見ていません。

生きている人間は、肉体だけではなく魂が宿っていると考えています。

肉体には魂が宿り、肉体は生きている間に借りているものです。

魂とは心の働きや生命エネルギーのことだと思ってください。

人間の心というものは、人間を健康に向かわせることもあれば、死と病気に向かわせることもあります。

現実にそのようなことが起こっているからです。

心の状態に影響されている具体例

第2次世界大戦下において、ナチスドイツが強制収容所でユダヤ人の捕虜に対して行った恐ろしい人体実験の話をいたします。

捕虜に目隠しをして椅子に座らせ、縄でグルグルに身体を縛りつけました。

そして、腕の血管に注射針を突き刺し、注射針のチューブをバケツに入れて、ゆっくりと血を抜きます。

捕虜は、1~2時間で出血多量で痙攣をおこして死んでいくのです。

捕虜を並ばせて、仲間が死ぬ姿を見せました。

途中で一人の捕虜に目隠しをして、人体実験を始めました。

目隠しをした捕虜に注射針を刺したのですが、チューブに栓をしていました。

実際には血を抜かなったのに、横でボタボタとする音だけを聞かせたら、1時間後に痙攣をおこして死んだ実話があります。

生活保護を打ち切られたり、貧困を理由に高齢者が部屋で餓死するニュースがテレビや新聞で報道されることがありますね。

それに対して、自ら率先して1ヶ月以上断食しても元気に生きている人が居ます。

食べたくても食べることができないときと自ら率先して断食をすするときは、心の状態は正反対です。

冬に船が転覆して凍るような海に投げだされると、2分ほどで亡くなります。

一方、冬に寒中水泳をする人がニュースで放映されます。

ガタガタ震えながらも、水から上がって生きています。

この話も心の状態によるものです。

恐ろしい話をしましたが、いかがですか?

人間を肉体だけで見ていたら、これらの話は説明できません。

亡くなる人は、恐怖心が死に向かったと言えます。

死に至らなくても、病気になるのも心の状態に影響されます。

逆に健康になることも心の状態に影響されます。

だから、人間は心のよりどころを求めるのです。

心は、60兆ある自分の細胞を支配すると主張する人も居ます。

整体指導に携わる者は、手と言葉を通じて相手の心に入っていかなければなりません。

私は技術だけでなく、人の心に灯りをともす言葉や気持ちを軽くする言葉も自然に言えるようになりたい、そう思っています。

手と言葉で人間を健康にする必要性を感じるからです。

人間の心の状態は健康状態だけでなく、背骨と骨盤にも現れます。

人間の健康状態も背骨と骨盤に現れます。

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