手から伝わるもの

氣と見えない世界

  施術を行う者は、自信を持ってゆったりとした気持ちでいることが大切です。

  焦ったり不安を抱いて相手の身体に触れると、相手の身体は好転しません。

  自身がない気持ちで触れても同じです。

  またイライラしたりムシャクシャしたり、怒りと悲しみといったネガティブな気持ちを抱えていると、整体の施術は上手くいきません。

  ネガティブな気持ちはなくても、気が散って別のことを考えていたり肩と手に力が入ったりしたときも上手くいきません。

  

  上半身をリラックスして、おおらかな気持ちで相手に意識を集中することで上手くできるようになります。

  自信を持つことは大切ですが、「良くなれ」とか「治してやろう」という恩着せがましい気持ちも抱くものではありません。

  目に見えない世界ですが、結果となって現れるのです。

  これは整体を行う人の全てが体験していることです。

  操法を行う人の手から何かが伝わっているのだと思います。

  

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